蘭蝶
奈々「…私、アンタに言ったよね?

優人さんと隼人さんに近づいたら覚悟しろって」


「ええ」


奈々「じゃあ、なんで毎朝一緒に来るのよ!!」


だってあれは、不可抗力だもん


兄貴達は、何故か私と伶が学校に行く時間になると私達の部屋に来る。


断る理由もないし断っても煩いんだもん。


だから、毎朝一緒に学校に来る羽目になっている。


その事言われてもねぇ?


奈々「アンタ聞いてんの!!?」


「へ?」


やばっ


全く聞いてなかった。


変な声を出した私に奈々は、誰から見てもわかる程お怒りマークがついている


奈々「ふざけんのも大概にしろよ!!」


ザクッ
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