2人で
惹かれる気持ち
詩は下に降りて行き山下先生に聞きに行く。
詩『先生彼女いないの?』
山下先生『俺?今いない。だから、今はこの本が俺の彼女。なんで?』
詩『ふーん。いや、気になったんだ。先生は不思議な人。分からないけど先生に惹かれるの。』
山下先生『お前俺のこと好きなのか?』
詩『わからない。好きって好きって気持ちが私には分からないから。ただ、先生は何か、惹かれるの。』
山下先生『俺。生徒と付き合うことはできないんだよ。それにお前は俺の半分しか生きてないから他にいるだろ。』
詩はそこで分かった。これから知って行けばいいんだ。マイペースに。
詩『山下先生に、私に好きって何か教えて。そしたら、私は違った人と恋ができる。今惹かれてる先生に。だから、恋ってやつを教えてよ。』
山下先生『わかった。恋と愛の授業をお前だけに俺がすればいいんだな?』
詩『うん。お願いします。』
こうして2人の関係。
授業が始まった。
これが私たちの始まり。