『 』
〜Shota side〜
「翔、1年に呼ばれてる」
クラスの男子が俺を呼んだ。
そこにいたのは、見覚えのない女の子だった。
「三津谷、知ってるのか?」
「いんや。知らないけど」
「ちょっと行ってくるわ」
「いてら」
鈴村のその返答を聞くと、俺はその子の所へ行った。
「あの、三津谷先輩ですか?」
「そうだけど」
「先輩ちょっといいですか?」
「うん」
「すみません」
そういうと、俺は屋上に行くための階段まで連れてこさせられた。
「こんなところまで来てなんの用事かな?」
「先輩のこと体験入学の時に見かけて一目惚れしたんです」
「はぁ」
「なので、あたしこれから頑張るので、あたしから告白した時に絶対に、『はい』って言わせてみせます」
「は?」
「今のも告白ですかね。正式に告白した時に先輩から『はい』言って貰えるように頑張りたいのですが…いいですか?」
「勝手にすれば?」
俺は、美樹のことが大好きだからな。
「いいんですか?」
「え」
「勝手にしますけどいいんですか?」
「常識の範囲内で」
嫌な予感がする
「なら、先輩と一緒に暮らしてる、大神先輩が三津谷先輩の分のお弁当作ってるっていうのは本当ですか?」
「本当だけど?」
「なら、大神先輩の変わりにあたしがお弁当作ります」
「え」
「いいですよね?」
「そんくらいならいいけど」
「分かりました。あたし、江口美恵っていいます」
そういうと、その子はいなくなった。
クラスの男子が俺を呼んだ。
そこにいたのは、見覚えのない女の子だった。
「三津谷、知ってるのか?」
「いんや。知らないけど」
「ちょっと行ってくるわ」
「いてら」
鈴村のその返答を聞くと、俺はその子の所へ行った。
「あの、三津谷先輩ですか?」
「そうだけど」
「先輩ちょっといいですか?」
「うん」
「すみません」
そういうと、俺は屋上に行くための階段まで連れてこさせられた。
「こんなところまで来てなんの用事かな?」
「先輩のこと体験入学の時に見かけて一目惚れしたんです」
「はぁ」
「なので、あたしこれから頑張るので、あたしから告白した時に絶対に、『はい』って言わせてみせます」
「は?」
「今のも告白ですかね。正式に告白した時に先輩から『はい』言って貰えるように頑張りたいのですが…いいですか?」
「勝手にすれば?」
俺は、美樹のことが大好きだからな。
「いいんですか?」
「え」
「勝手にしますけどいいんですか?」
「常識の範囲内で」
嫌な予感がする
「なら、先輩と一緒に暮らしてる、大神先輩が三津谷先輩の分のお弁当作ってるっていうのは本当ですか?」
「本当だけど?」
「なら、大神先輩の変わりにあたしがお弁当作ります」
「え」
「いいですよね?」
「そんくらいならいいけど」
「分かりました。あたし、江口美恵っていいます」
そういうと、その子はいなくなった。