光輝く可憐な夜桜
始まりの一歩
私の名前は桃木桜。今、私はとある高校の前に立っている。校門には『芳成学園 入学式』と書いてある。思い出すなぁ、あの日のことを…






「えっ… 私があの芳成学園から推薦をもらった!?」
「そうだ。」
と一言はっきりと答えた。
「なぜ私があの難関校から推薦をもらえたんですか。私の成績は中の下ですよ。」
「俺も正直驚いたよ。他にもあの高校を志望していた子がいたんだがな。お前にしか出来ないか事があるんじゃないか。」
「私にしか出来ない事って何ですか。」
「さぁ… まっ、頑張れよ~」
私には驚きと喜びの二つの気持ちが生まれていた。
このことを親に話すと、お父さんは泣いて喜んでくれたが、お母さんは私がこの高校へ行くことに大反対した。なぜなら、この高校は寮制だからだ。おそらく、私がちゃんとやっていけるか心配だったのだろう。でも、私の意志の固さにお母さんはこの高校に行くことを許してくれた。






私はその日のことを思い出しながら、新たな一歩を踏み出した。この高校での生活の始まりだ!

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