私の彼氏は超肉食系
『中田』さんはこの期に及んで言葉にするのを嫌がる。

まあ普通の男はナイーブだものね。

傍に女性が居ればエロトークもできないのよね。

「ああごめんなさい。ここに居る女は単なる医者の卵だから・・・つまり自分で処理してるのね。」

代わりに言葉にしてあげる。

「う・・うん。」

『中田』さんは曖昧に返事をすると縮こまってしまった。

「裕也の例で申し訳ないけど。女性を知る前だったら、それで満足できたでしょうけど、女性を知った後だと暫くすると余計に飢餓感があるらしいわよ。」

「そ・・・・・・・そうかもしれないな。」

和重は思いあたったのか肯定する。

「裕也で試したことがあるんだけど・・・私が後ろから抱き付いているだけで、同じ自分で処理する場合でも随分違うみたいよ。」

「裕也でそんな実験をしたのかよ。酷えなおい。」

裕也は見られているだけでも違うと言っていたけど。
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