キミの好きがほしい




イライラしたら止まらなくて考える前に瑠歌の所に走って行く。





『おい。』





自分でもびっくりするぐらい低い声が出て、それに気付いた瑠歌がビクッと肩が跳ねる。





「か、翔?」





戸惑いながらも俺を呼ぶ声に返事をせず男の胸ぐらを掴んだ。





『コイツ、俺のだから勝手に話しかけんじゃねぇ。』





「はぁ?って.....ちょっ、おい!!!」





男が話してる事を無視して瑠歌の手を無理矢理掴んで屋上に連れていく。



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