キミの好きがほしい
私は頷いて歩き出す先輩の後ろをついて行った。
しばらく歩いて屋上で足を止めた。
翔「いきなり呼び出してごめんね?」
優しく落ち着いた先輩の低い声が私の心臓の音を速めた
『い、いえ。大丈夫です....
えーっと......話って何ですか?』
翔「初対面でこんな事言うのおかしいんだけど......
好きです。俺と付き合って下さい。」
えっ.......今なんて言ったの?
好き?
付き合って?
ずっと好きで憧れてて遠くから見る事しか出来なかった人から告白されるなんて思わなかった私は時が止まったように固まっていた。
翔「る、瑠歌ちゃん?」
『えっ、あ。えーっと......
お願いしますっ///』
咄嗟に返事をしたけど緊張しすぎて噛んじゃった......
恥ずかしい.......