神様っ!!
「ムカつく!サチ、お前な目玉の飛び出るような美人にしてやる!覚悟しとけよ!」

「あははーーよろしく。もちろん料金はカットモデルでいいんだよね?」

ドアから出て行きかけた柊がムスッとして振り返った。

「お前なーメイクまでさせてそれって……どんだけケチなの?」

ぴらぴらと手を振って答える。

「ほら。女子って生きてるだけでお金がかからじゃな~~~い?」

「お前のどこに金がかかってるんだ!新入社員で買った吊るしのスーツ2着しか着てないくせに。家にいる時なんて高校ジャージじゃねーかっ!」
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