神様っ!!
「うん…まあ」

いい終えないうちに、勢いよくカーテンが開けられる。さんざん待たされた柊は、試着室に身を乗り出して目を見開いた。

「へぇーー…」

なになにこの沈黙、なんかからかわれたら、恥ずかしくて死にそう。

「けっこういいじゃん……俺のセレクト」

「なにようっバカ!服着てるあたしはどうなのよ!!」

もう、泣きたい。柊相手に、ちょっとでも褒められたいだなんて!!

イケメンはレベル高いんだからっ

「ううん……」
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