神様っ!!
「リップは?まだ途中じゃない?」

「ああっもうっ……そうだけど余熱入れておくから」

余程、大きな音をたてたのが恥ずかしいのか目をあわせてくれない。

「お前は大人しく目ぇつぶっとけ」

目を閉じて待っていると、柊の指が唇をなぞるのを感じた。目を閉じているせいか、柊の指の動きに色気を感じる。ぞくりと背中が反り返るような。

「もう開けていいぞ」

そう言われても、まだ唇に余韻があって体が熱くなるようだった。

「なんか柊の指はエッチだね」
< 27 / 80 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop