神様っ！！

「ねえ、今日はうちがラスト？ 柊これから一緒に行こうよ！ 」

「一緒に行ったら、指名がはいらないよ？」

「うちが、柊との時間買う！ だからたまにはお店に来てよ！ 」

ケープを外して、セットした髪が写るように合わせ鏡をしている。その女の子ときたら、めちゃくちゃ可愛いかった！

髪をセットしてこれからお店に行くのか、服装は可愛いワンピースで、ネイルもキラキラしていたし、足元も７センチのハイヒールだった。

「毬華ちゃんは可愛いから、独り占めしたら仕事にならないでしょ」

「それじゃプライベートで会えばいいじゃん。毬華の連絡先知ってるよね？」