神様っ!!
雪の降る夜に、窓を開けたら柊も窓を開けていたことがあった。
目が合って、お互い同じタイミングで外を見ていたことに、どちらともなく笑ってしまったことがある。
「なんかすっごく静かだと思ったら、降りだしたね」
「お前、呑気だな。明日の電車遅れるかもしれないのにロマンチックだとか言うんだろ」
「へへっ。もちろんそうだよ。雪が降るなんて、そんなにないしね」
「もの珍しがりやがって。小学生かよ」
手を伸ばせば、なんとか繋げるくらいしかお互いの家の隙間はないけれど、なんとなく窓から乗り出してみる。
「真っ白になっていくって綺麗だね。夜なのになんだか明るくて」
「そうだよな、不思議と明るくて静かなんだよな」
目が合って、お互い同じタイミングで外を見ていたことに、どちらともなく笑ってしまったことがある。
「なんかすっごく静かだと思ったら、降りだしたね」
「お前、呑気だな。明日の電車遅れるかもしれないのにロマンチックだとか言うんだろ」
「へへっ。もちろんそうだよ。雪が降るなんて、そんなにないしね」
「もの珍しがりやがって。小学生かよ」
手を伸ばせば、なんとか繋げるくらいしかお互いの家の隙間はないけれど、なんとなく窓から乗り出してみる。
「真っ白になっていくって綺麗だね。夜なのになんだか明るくて」
「そうだよな、不思議と明るくて静かなんだよな」