兎ちゃんは、無口な先輩の餌食に
バイトの帰り







今日は、偶然終わりの時間が一緒だったから

先輩と私と佐藤くん

で駅まで歩いて帰ってる。




わたしと先輩は、歩きで佐藤くんは電車。




なんだか、気まづくて無言だ。

会話のないまま駅の近くまできた。


わたしは、駅の近くに家があるからそろそろお別れだ。


「それじゃ、また。」


「またね、兎美ちゃん」

と、笑顔で言う佐藤くん。



先輩は、

「...........」

機嫌が悪いのか、今日はあいさつを返してくれなかった。




寂しいけど、しょうがないよね。

隣に佐藤くんいるから。



やっぱり、佐藤くんのこと嫌いみたいだ。








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