この恋に距離は関係ない
「つーか、いつもより起きんの早かったから眠いな…凛、ちょい肩貸して。少し寝るわ」



そう言って私の肩に頭を乗せる



「ちょっと、重いよっ!肩外れるー」


「こんくらいで肩外れるわけねーだろ。つーことで着いたら起こして」



「もう…しょうがないなぁ」




* * *


奏多寝ちゃったし暇だな…



そう思いながら窓の外の風景を見る



バスの心地いい揺れのせいで私まで眠くなってきちゃった



少しだけ目を閉じるなら…




すぐ開けるから大丈夫だよね!




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