毒舌プリンスの甘いささやき【完結】
『はい。ありがとうございますっ』

「あ、ワタシ、水とってくる」

リカコが席を立った。
リカコが見えなくなるのを確認し、

「はい」

と、三ツ矢君がメモを手渡してきた。
そこには、ケータイ番号と、LINEのIDが書いてあった。

「いつでもいいから連絡して。」

『あ・・はい・・』
メモを、受け取る。

「最近、元気ないよね」

『あれ、バレてました?へへ』

「あれか。
 広瀬か。」

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