毒舌プリンスの甘いささやき【完結】
枝を振り下ろしたカズ。
はぁ、はぁ、と背中で呼吸をしている。

光君は、両腕を顔の前でクロスさせていた。


光君っ!
光君っ!
ケガは、ない?
ケガしてない?
どこも、なんともない?


私は

光君を抱きしめるようにして

カズに背中を向けていた。


私の背中の服が
それはキレイに縦に一直線に切れ
ブラの後ろのヒモも
背中も
腰までがパックリと丸見えだった。

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