毒舌プリンスの甘いささやき【完結】
―――キャパオーバーだ。

  抱きしめられながら、そう思った。

  怖かった。
  光君が 何かされるんじゃないかと思うと
  怖くて怖くて仕方がなかった。

  そして、
  自分の、光君への思いが
  あまりにも深いことに気づいて
  さらに怖くなった。

  
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