毒舌プリンスの甘いささやき【完結】
『いや・・そんなことは・・』

「あのとき。
 あのとき、僕は行くべきではなかった。
 あいつが2度と美月さんの前に
 現れないように
 僕が、どんな手を使ってでも
 美月さんを守らなくちゃいけなかった」

『ありがと。
 ありがとね、光君。
 そんな風に思ってもらって
 すごく、嬉しい。

 もう、それだけで 充分です』
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