毒舌プリンスの甘いささやき【完結】
光君は時折、隣の
同じ2年生の女子としゃべったりして。
でも、光君のカタカタは止まらない。
「・・・だから、募金活動のボランティア
として、まず正門に立つのが・・・」
私は光君が気になって
会長の話がちっとも入ってこない。
「・・というわけで、朝の登校前と
下校時間の1時間を目安に・・」
クスクスと、2年生女子の笑い声が
聞こえる。
・・・ムカつく。
そんな資格はないんだけど
でもやっぱり
まだ 無理だ。
同じ2年生の女子としゃべったりして。
でも、光君のカタカタは止まらない。
「・・・だから、募金活動のボランティア
として、まず正門に立つのが・・・」
私は光君が気になって
会長の話がちっとも入ってこない。
「・・というわけで、朝の登校前と
下校時間の1時間を目安に・・」
クスクスと、2年生女子の笑い声が
聞こえる。
・・・ムカつく。
そんな資格はないんだけど
でもやっぱり
まだ 無理だ。