毒舌プリンスの甘いささやき【完結】
新山さんが、光君の隣に座る。

―――まぁ、確かに席、空いてないかも・・
  気にするな。
  見るな。
  何も感じるな。

私は目の前のカツ煮に集中。

「美月、目、怖いよ」

『え?そう? 熱っ!!』

カツ煮でやけどなんて恰好悪い。




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