毒舌プリンスの甘いささやき【完結】
バンッ

屋上のドアが、壊れそうな勢い開く

『ッ!』


ベランダの手すりのところでしゃがんだままだった私は、ゆっくりと立ちあがる。

『光君っ!』


ハァッ・・ハァ・・
息を切らした光君は
膝に両手をついて呼吸を整える

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