毒舌プリンスの甘いささやき【完結】
「ったく・・」

ハァッ・・ハァ・・

光君が、背を正す。
一歩ずつ
こっちに近づいて来る。

私は背中に手すりを感じ
逃げ場所がないことに気づく。


「アナタ、バカですか?」

『・・・・・』

「危ないじゃないですかっ!!」

『・・・・・』


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