毒舌プリンスの甘いささやき【完結】
それから衣装の準備についてや
当日の進行について、話を詰めて
ひと通り会議が終わったのが19時頃だった。
下駄箱に向かうと、下駄箱によっかかり
皮のカバンを右手で肩にかけ、
広瀬君が待っていた。
「おそい」
『ごめん。まさか待っててくれてるとは・・』
「付き合ってるんだから、当たり前です」
『そ・・か・・』
思わず照れて、うつむく私。
広瀬君は、こういうドキっとするようなことを、いとも簡単に、まるで数学の問題を解くように、サラっと言ってのける。
当日の進行について、話を詰めて
ひと通り会議が終わったのが19時頃だった。
下駄箱に向かうと、下駄箱によっかかり
皮のカバンを右手で肩にかけ、
広瀬君が待っていた。
「おそい」
『ごめん。まさか待っててくれてるとは・・』
「付き合ってるんだから、当たり前です」
『そ・・か・・』
思わず照れて、うつむく私。
広瀬君は、こういうドキっとするようなことを、いとも簡単に、まるで数学の問題を解くように、サラっと言ってのける。