毒舌プリンスの甘いささやき【完結】
見つめあったまま、時間が流れる。
ひ、ひぇ~

あ、れ?
広瀬君って、こんなにまつげ、長かったっけ?
あ、右の頬にキズがある

なんて、広瀬君の顔をなぜか冷静にじっと見つめる私。

「どうなんですかっ み・づ・き さん!」

『ハ、ハイ!
き、きらいじゃ、ないです。』

「キライじゃ、ないんですね」

『ハイ、嫌いなハズが、ありません』

落ち着け私。
言葉遣いがおかしい。敬語になってるって!!
< 4 / 199 >

この作品をシェア

pagetop