毒舌プリンスの甘いささやき【完結】









「やきもち、ですね」

『ちがっ・・!』

「美月さん、アナタ、バカですか?」

『っっ!? バカじゃ・・』

「もっと、僕を、見てください」

『っ?!』

「あのモデルたちは、姉ちゃんの知り合い。つまり、僕とももともと知り合いなだけ。はじめてショーに出演したから祝福しただけです」

『え・・そ・・なの・・?』

「ったく。この僕が、喜んで、本気の笑顔で
モデルたちと話をしていたとでも思っていたんですか?
はぁ~美月さんにはガッカリです」

『ひどっ。光く・・』

< 53 / 199 >

この作品をシェア

pagetop