毒舌プリンスの甘いささやき【完結】
「じゃあ、急で悪いんだけど、明日土曜日で学校休みでしょ?
届けに来てほしいんだけど、どう?」

『あ・・はい・・』

「じゃ、そうゆうことで。よろしくね。」

『はい』

電話は・・切れた。

光君のケータイから
光君のお姉さんからの電話。
あの雨の日に借りた服。あ、それからサンダルもだ!
洋服、使うのかな。
だから電話、かけてきたのかな・・

わけがわからないまま
私は借りたものを丁寧にたたみ、
紙袋につめた。
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