ツリーの伝説〜I wishyourlove forever
3、雪からの手紙
一年後のクリスマス。


雪が用意していた手紙が一年後のクリスマスに柊の元へ郵便局員から届けられた。


郵便局員:こんにちは、河野さんですか?。


柊:そうですけど、郵便局員さんが俺に用ですか?。


郵便局員:1年前に宮村様より、手紙を預かりましたので届けに来ました。一年後にとの依頼でした。なので、お渡しします。


柊:雪からですか、ありがとうございます。


郵便局員:はい、では失礼します。


柊:ご苦労様です。



ー部屋に帰り、雪からの手紙を読んだ。雪に会いたくなり、お墓に向かった。


「柊へ。
柊がこの手紙を読んでる時は、私はいないかな。柊、大好きだったよ。私が病気でなかったら大好きって伝えたよ。心優先輩といつまでも幸せになってね。最後に柊が幼馴染みで良かったよ、ありがとう。」


柊:雪、手紙を読んだよ、いつのまに用意してたんだよ。手紙を読んだら雪に会いたくなり、お参りに来たよ。雪は天国に着いたよな?。空から見ててくれよ。俺も雪が幼馴染みで良かったよ。生まれ変わったらまた会おうな。


雪、慣れないから下手くそかもだけど、詩を贈るよ。
クリスマスツリーを見るたびに切なくなる。大切な幼馴染みは、手の届かない場所へ。晴れた日には空を見てる、君がいる空を。

来世、また巡り会えると信じて。


ー雪の願いを叶えて柊は心優先輩といつまでも幸せな時を重ねた。離ればなれになろうとも幼馴染みの絆はきえたりしない。




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