君の星、僕の星
「じゃあアレだ。友達以上恋人未満、ってやつ。」


早川に茶化すように言われたが、首を傾げてごまかした。


「いいなー。俺も可愛い彼女が空から降ってこないかな。」

「アホか」

「でもさぁ。早く捕まえておかないと、誰かにとられちゃうんじゃないの?人気ある子なんだろ」

「だから、別に好きとかじゃねーって。」



笑いながら飲み干したコーラは、氷で薄まって妙な味がした。
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