君の星、僕の星
冷たく低い声でそう言われ、時が止まったかと思うほど驚いた。

両目を見開く私に構わず、達也は再び動きを早める。
ベッドのスプリングが荒々しい音をたてて軋む。



知って、る?

そんなはずない、

そんなはず……




そこからは何の感覚も無かった。
最後まで、ただ呆然と天井を見上げていた。
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