君の星、僕の星

「……アヤ。」


あらかた服を着終え、タイツを履きながら振り向いた。

ベッドの上で達也は私に背を向けて座っている。




「俺って、お前の何なの?」




その声も、裸のままの肩も
小刻みに震えていた。

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