好きなのに
当日、予定より1時間早く来てしまった…
店内に入り本を読んでいると

『ごめんね、時間間違えた?』
と言いながら僕のところまで駆けてくる
逢坂さんの姿が見えた、

『いえ、自分もさっき来たばかりです』

『そっか~良かった』そう言って水月さんは、
ニコッと微笑んだ

ヤバイ、イケメンが微笑んだときの破壊力ハンパない!!
見てられず視線を逸らし話題を探していた

『凛月さんは、女の子らしくて羨ましいです…』

そう言って見つめてきた。

『お、逢坂さんは、カッコ良くて羨ましいですよ?』

横目で相手を見ると、水月さんの表情は曇っていた。

『ど、どうしました?』言っちゃいけないことであった
のだろうがもう遅い、

『実は、私女子なんだよね、』

『えっ?』





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