如月探偵事務所‼︎①〜謎の力と仲間達〜

「よかった…っよかった…無事で」


力強く抱きしめて来た…


「お…おかっ……」


あぁ。そうだ

この人はわたしのお母さん












私は…




え。




私はどうしてここに?





アレ。覚えてない、、




「良かった…無事で…」


さらに強く抱きしめられた





ズキンッ






その時頭に激痛がはしった




「ふっ……くっ……あぁっ…」



痛い。


痛い痛い痛い。



頭全体が痛い。

ハンマーで殴られてるみたい











「ごっごめんね。大丈夫?!」



お母さんがあわてだす



横から白衣の人が

私に薬を飲ませた


「さなっ‼︎さなっ…‼︎」

私に必死に話しかけるお母さん。



「お母さん。安心してください

今、鎮痛剤と麻酔を飲ませましたので

すぐに落ち着くと思います。」



白衣の人の説明がよく聞こえる


どうやら鎮痛剤と

麻酔のような物みたい





少しずつ痛みが収まり

すぐに眠くなりはじめる。


重くなる瞼を

ゆっくり閉じて


遠くなる意識の中…



必死頭を回転させる…






何で私はここにいるの…



どう考えても
何があったのか覚えていない…


覚えてるのは…


私は如月咲菜 KISARAGI SANA
16歳。などの自分の情報。



あとは…



私は何か大切なものが
沢山あったはず…。




なんで私がここにいるのか



何も分からないまま




何も考えることすら出来ず




私の意思関係なく



意識が遠のいていった…。
< 3 / 17 >

この作品をシェア

pagetop