命の祈り【仮】
ら、ラブレター!?
わたしを好きな人って...
わたしは急いでその封筒を開けた。
「やっぱり...」
予想通りせいやからだった。
とてもじゃないけど綺麗とは言えない字。
でも、頑張って書いてくれたことがよく分かる一枚だった。
『みかるへ
元気にしてるか?
俺は今朝から歩けなくてベットに
ゴロゴロしてばっかだ。
ごめんな、もうあのベンチには
行けそうもない。
でも、会えなくてもずっと気持ちは
変わらない。
だからこうして手紙を書いてみた。
なんか、恥ずかしいな
何て書いたらいいかわなんないから
今日はここまで! また明日な!』
これで手紙は終ってた。
せいやはわたしをここまで想ってくれてたんだ...