惨殺ゲーム
「そうだよー♪︎」

慎也に思いを寄せる友理が言う。


確かにそうだ。こんなの馬鹿げてる。

「とりあえず、これ消そーぜ。」

亜月ちゃんは、地味な子で自分からは、何も言わない子だった。

けど、何故か、
「命令には従おうよ。」

と言っていた。
クラスが笑いの渦に包まれる。

そりゃそうだ。

けど、その渦は黒板の字を消していた男子によって、掻き消された。

「おい!!!これ、、、消えねーぞ!?」

「どーゆーことよ!命令を服従するまで消えないってこと?」

「水なら消えるんじゃないかな?」

葵がドアの方に走っていって、悲鳴をあげる。

「ドアが…開かない。」

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