アラサーの恋愛事情。
「あらあら、候らしいじゃない。立ち話も何だから、そろそろ中にいらっしゃい?」

奥からこれまた優しそうな愛情で溢れている候のお母さんが声をかけてきた。

「は、初めまして。横山あやかと申します。あ急にお邪魔することになりまして…… 」

「あやかちゃんって言うのね! バカ候のせいでごめんね?さっ、とりあえずあがって〜」

バチーン!っと候の背中にビンタが入る。

さすがです、お姉さま。

玄関でうおさおしていたがお母さんの一言でみんな部屋に入った。
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