アラサーの恋愛事情。
朝方、あやかがまだ夢の中。

俺は実家に電話した。

「彼女連れてく。姉貴が推してたお嫁さん候補だ」と。

姉貴は大笑いしながら馬鹿にし楽しみにしてる、 と信じてなかったが。

それから一先ず家に送り身支度を整えたあやかとデートに向かった。

性格は二人とも真逆だが一緒にいても全然苦じゃない。

むしろ居心地が良い。

しっかりしているかと思えばたまに天然でイジリ甲斐があって。

完全に惚れた弱みだと思った。
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