アラサーの恋愛事情。
飲み放題なのだが、まさかのドリンクバー方式でなんとも初体験なシステム。

そこそこ話しも飽きてきて、ちょうどお酒も底をついたのでお酒を作りに席を立った。

説明書きはあるものの、少しあたふたしていると隣に空のグラスを持った人と並んだ。

スラッとした高身長の男性。

手際良く作っているのでチラッと横目で観察を試みるも、

あ、

……手が好み、かも。

自称 “手フェチ”としては何とも嬉しい瞬間だ。

男性なのに細くてスラッとした指、骨ボネしてなくて長い指。
< 7 / 157 >

この作品をシェア

pagetop