アラサーの恋愛事情。
候side

候side

俺の腕の中で寝息をたてている。

あやかと出会ったのは先週の相席屋。

と、本人は思っているのだろう。

あやかは知らないが俺はあやかの事を知っていた。

いや厳密には俺があやかを見つけたと言ったほうがいいのかもしれない。

明日のデートでその種明かしをするのだが。
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