蘭王と1輪の黒百合
「陽葵ちゃ〜ん!おかえりー!!」

「おねーちゃ〜ん!おかえり〜!」


さっきの車内とは全く違う!!

2人の天使が私に抱きついてくる。


「東城ママさん!翔くん!ただいま!」

私も2人に抱きつく。

あー。あったかいなぁ…

前までの私には考えられなかった日常



「お姉ちゃん!あのね!今日ねドーナツ作ったの!」


「そーなんだー!上手に作れた?」


楽しそうに話す翔くんの頭を撫でながら
私は翔くんに聞く。
< 105 / 223 >

この作品をシェア

pagetop