蘭王と1輪の黒百合
そして やっと戻ってきた東城さん。

話を聞くと


「同じ学校の女達が居て 囲まれてた」

らしいです。こんな所見られなくて良かったぁ…


「え…じゃぁ 別々で帰ったほうが…」

「お前は馬鹿なのか。こんな遅い時間に 女と子供残して先に帰る男がどこにいる」


また怒られてしまった。


「馬鹿って!どっちが馬鹿よー!」

「キーキーうるせー。黙っとけ」


言い合いを楽しそうに見つめてる翔くん。

やっぱり 気を使わないで 自分たちのありのままを見せればいいのかな?


その時私は知らなかった。

このやりとりを見ている1人の男の姿に…
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