蘭王と1輪の黒百合
「ふぅ…」


あれから皆と色々話して 今家に帰ってきた。

翔くんは東城ママさんの家にお泊まりだって。


「お前は何を抱えてる?」

東城さんが聞いてくる。
もう、1人で抱えるのも…疲れた


「私は13歳から前の記憶が無いの…」

呼び覚ます。あの時の全てを…


三年前…


私は気がついた時 繁華街に居た。

理由は知らない。その時には記憶が無かった。

知ってるのは "私は陽葵" ってことだけ。
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