蘭王と1輪の黒百合
ジェットコースターやコーヒーカップに乗り色々満喫した私達。


「最後にあれ乗ろうか」

野田君が指を指したのは観覧車。


「うん。」

そして 狭い空間に2人きりの私達。


「陽葵ちゃんは誰か好きな人とか居る?」

そんな野田君の問に 何故か東城さんが頭をよぎる。


「んー。居ないかな?」

とりあえずそう答えとく。


そして 地上に戻った私達はそのまま遊園地を後にする。

帰り道に野田君が 後ろから私を抱きしめる。


「えっ!?の、野田君!?」

何かを嗅がされた。

そう思った時には 意識を手放していた。。
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