蘭王と1輪の黒百合

-気持ち-

「「ただいまー」」

帰りに翔くんを東城ママさんから受けとって帰ってきた。


「久しぶり!翔くん!」

「久しぶり!お姉ちゃん!」

そしてギューってし合う。


「相変わらず仲いいね」

立島さんはいつも通り微笑んでる。

「…」

あれ?さっき東城さんに目逸らされたような… それに不機嫌?


「お姉ちゃん。今日一緒に寝よう?」

翔くんの誘いに断る理由などない。

「もちろ…」「だめだ」

私の声を遮ったのは 東城さん。


そして、私の肩を抱いて

「こいつは今日俺と寝んの」


な、な、何言ってんだこの人は!!
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