蘭王と1輪の黒百合
「…ん朝?」

なんか苦しい…!?


目を開けると 目の前には

「と、東城さん!?」


そうだ 昨日一緒に寝たんだった…


ギュッ

余計抱きしめられる。


東城さんの胸に引っ付いて身動きが取れない。


「と、東城さーん」

「…」

「東城くーん」

「…」

「東城さまー」

「…」


こ、こいつ… あの名前で呼ばない限り無視するつもりか!?
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