蘭王と1輪の黒百合
「それに…今までごめんね…陽葵ちゃんのこと全然知らないのに…」

沢山の女子が謝ってくる。


「いいのいいの!大丈夫だよ!皆が謝ってくれたから!」

とびきりの笑顔で言うと皆も笑顔になってくれる


「私は合川茜だよ!よろしく!」

「よろしく!茜ちゃん!私の事は陽葵でいいよ!」

その中で仲いい友達もできた!

それからずっと学校の大半は茜ちゃんと過ごすようになった。


「ねぇ陽葵は気になる人とか居ないの?」

夏休みも明日に迫ってきた学校帰り いきなり茜ちゃんに言われたその言葉


「分かんないんだよね…」

「ん?なにが?」

「ある人の一言で嬉しくなったり悲しくなったりするんだよね…」
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