蘭王と1輪の黒百合
もう、体は悲鳴をあげている。


今夜逃げることを決めた


大きいバックに必要最低限の荷物を入れ、
静かに玄関に向かい ドアを開く。



心の中で"さようなら"して 出る。



当たり前に 行く宛などない。

だけど、どうしてもあの家には居たくなかった。



「どこに行こうか…」



1人フラフラ歩いてると ドンッ
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