蘭王と1輪の黒百合
男達に押さえつれられる。

抵抗しようともがいても、男6人の力にはかなうわけがない。


ブラウスが破ける音がした。


最悪だ。

そこで、私は抵抗するのをやめた。



無駄だから。

もう、どうにでもなれ。



「何してる」

いきなり聞こえた低く強い口調。



「は?なんだよ!って…と、東城…」
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