蘭王と1輪の黒百合
「じゃぁアルバイトは続けても良いが生活費なんて考えなくていい。それで気が引けるなら 光輝の手伝いをすればいい」


生活費の事に関しては首を縦に振らないが
こういう所で恩返しすればいいのか!


「分かりました!」


そして、学校に行く準備をする。

昨日はバタバタしていて、何かを忘れてる様な気がするんだよね…

なんだっけ?
嫌なことならいつもすぐ思い出すけど
思い出さないってことは 気にしなくていいんだよね?



気を取り直して 制服に着替え、ウィッグをかぶりカラコンとメガネをして部屋から出る。

すると 東城さんと立島さんが居た。


「え?それ、うちの高校と同じ服…」


2人が着ていた制服は私の通う桜高校と同じ制服。
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