いちばん
「わかった!」
机をバンっと叩きながら、翼は私に向かって言う。
急にビックリするな~
「何が分かったの?」
翼は、にこにこしながら答える。
「俺も、バスケ部に入る!」
「いやいや、どや顔で何言ってんの。翼ずっと、私と一緒でバレーしてたじゃん。」
翼は、バレーも上手くて。優勝とかもいっぱい取ってた。
私が、バレー辞めるのと、翼が辞めるのでは、全然格違うよ!
「なつが、新しいこと始めるのは、心配だし。練習も頑張り過ぎて、俺が止めないと良く倒れてるし…。」
「よく倒れてたけど。でも…。」
「それに、俺がバレー始めたのも。なつが頑張り過ぎないように見守るためだし…。」
「へ?」
たぶん。私目が点になってると思う。
「知らなかった?なつが練習中、脱水で倒れて入院したあと。心配ですぐ入った。」
「そうなんだ…。」
「だって、頑張って練習してたのに辞めろって言うのは、出来なかったし、楽しそうだったからな。」
ずるいと思う。
そんなこと言われたら…
「翼、今までありがとう。これからもよろしくね。」
「おう。」
机をバンっと叩きながら、翼は私に向かって言う。
急にビックリするな~
「何が分かったの?」
翼は、にこにこしながら答える。
「俺も、バスケ部に入る!」
「いやいや、どや顔で何言ってんの。翼ずっと、私と一緒でバレーしてたじゃん。」
翼は、バレーも上手くて。優勝とかもいっぱい取ってた。
私が、バレー辞めるのと、翼が辞めるのでは、全然格違うよ!
「なつが、新しいこと始めるのは、心配だし。練習も頑張り過ぎて、俺が止めないと良く倒れてるし…。」
「よく倒れてたけど。でも…。」
「それに、俺がバレー始めたのも。なつが頑張り過ぎないように見守るためだし…。」
「へ?」
たぶん。私目が点になってると思う。
「知らなかった?なつが練習中、脱水で倒れて入院したあと。心配ですぐ入った。」
「そうなんだ…。」
「だって、頑張って練習してたのに辞めろって言うのは、出来なかったし、楽しそうだったからな。」
ずるいと思う。
そんなこと言われたら…
「翼、今までありがとう。これからもよろしくね。」
「おう。」