私限定の甘さ
「へー。昨日付き合い始めたばかりなのに、もうラブラブじゃん。愛、超幸せそうな顔してるし〜。」
怜にからかわれて赤い顔がもっと赤くなるのが分かった。
怜のいじわる!!
「まっ、私たちも付き合ったばかりなんだけどね。」
…え?
今、まるで彼氏がいるみたいな言い方だったんだけど…
「も、もしかして怜も彼氏できたの!?」
「あ、言ってなかった?
あんたらが付き合う少し前から彼氏いたよ?」
し、知らなかった…
親友なのに〜…
「相手は誰なの!?」
私がそう言った瞬間、私たち3人に後ろから声をかけてきた。